とても素敵な『つるし雛』展示中です!
蔵の街遊覧船待合処の一室に、栃木市大平町西野田在住のつるし雛研究家、
髙田スヱ子様が制作された『つるし雛』が展示されています。
当初の展示品からバージョンアップされ、とても見ごたえのある作品に仕上がっています。
無料でご覧いただけますので、是非、お出掛け下さいませ。
♥つるし雛の由来
~~~『つるし雛』が始まったのは、江戸時代と言われています。
その昔、特別に裕福でない一般の家庭では、雛人形はとても高価なもので、
欲しくてもなかなか手に入らないものでした。
しかしながら、生まれた来た子供の幸せを願う気持ちはみんな一緒で変わりません。
だからこそ、お母さんやおばあちゃん、そして、近所の人までが手伝い、
皆で小さな人形をつくり、お互いが持ち寄って『つるし雛』が作られ始めたそうです。
子供を愛する想いをいっぱい詰め込んで作られたのが『つるし雛』なのです。
赤ちゃんの大事なお守りとして、とても大切にされたとの事です。~~~
参考文献;つるしびな大百科
写真1.展示されている完成品
写真2.展示当初の作品
写真3.バージョンアップの過程でお人形も追加されました。
写真4.バージョンアップ完了
見ているだけで幸せな気持ちに引き込まれてしまいます。
とても愛らしく、華がある素敵な作品に仕上がっています。
これから先も、子供を想う大切な心はずっと変わることなく、
『つるし雛』でつながっていけたら嬉しいものですね。